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2010/04/11

Jeff Beck 東京公演初日 JCB HALL (2010.04.10)


まさに、「Jeff Beck いったい、どこまで飛翔するつもりなのか・・・」 

僕なんかがブログで言葉にすると台無しになってしまう・・・・ そんなショーでした。
感動しました。 本当に泣きました。マジで涙が流れました。心が震えました。

昨年も興奮しましたよ。 4年ぶりの来日だったし。 カリウタとタル嬢にも期待したし。
最後にはECとのジョイントというプレゼントもついてきたし。

それでも今振り返ると、昨年のショー自体は比較的冷静に観ていたように思います。
それは2008年からほぼ同じメンバーとセットリストで、いろいろな媒体を通して何度も
観ていたからかもしれません。 規模は違うけど、セット的にはロニースコッツの映像で
予習をしすぎたかもしれなかったですね。でも生で観る・聴くは全く別物ですから、
僕は大先生を観ることができて本当に嬉しかったし感動したんですけど。

それから、今になってもうひとつ思うのは、以外と音の迫力を感じなかったことですね。
音圧がグイグイと迫ってくる感じが少なくて、それが物足りなさを生んでいたのかもしれない。
東京国際フォーラムとNHKホールを観ましたが、後にやったNHKホールは多少は改善された
気がしましたが、埼玉スーパーアリーナでの ECとのジョイントの第一部での大先生の単独
セットは、あの大会場にも関わらず、他のホールの音とは全く別物の凄さでした。
これはPAのシステムとかエンジニアとかの違いなのだろうか、と思ったものでした。

さて、前置きの回想録が長くなってしまいましたが、今回のツアーで初めて観た大先生。
のっけから物凄いパワーを受けました。パワーという言葉では伝えきれないのですが、
まず音圧のパワー。 ナーラダのドラミングのパワー。 暫く後になりますがロンダの
ペースとボーカルのパワー。ジェイソンのシンセによるオーケストレーションのパワー。
そしてもちろん大先生の、歌い、泣く ギターのパワー。

ステージ上の配置は左からギターアンプ、ツーバスのドラムセット、ベースアンプ、
ライトアップ・ペース、キーボード。 大先生は去年は左手から出てきましたが、今回は
上手(右手)から手を振りながら出てきました。

白いストラトを抱えて 1曲目がスタート。 音量・音圧が違う。スゴイぞ。
第二バルコニーの最後列に座っていた僕にも音がガンガン迫ってきます。
PAが良いのか、JCBホールの構造が良いのか、その両方なのか。
どっちでもいいんですが、とにかく最初から期待が高まります。

Eternity's Breath、Stratus、そして Led Boots。 セットのなかでは比較的ハード系が
3曲続きます。スゴイ迫力です。こんなハードな Led Boots、最高です。
この3曲を聴きながら心が本当に震えていました。そしてこみ上げてくる何か・・・
もう涙ぐんでいました。 (ストライク ワン!)

続いて、しっとりと Corpus Christi Carol ・・・・ 大先生のギターとジェイソンのキーボード、
以前であれば Where Were You のようにアンコールでラストに演ってもいいような、
静かで哀愁を感じる曲です。やはり生で聴くのがいいですね。
高まった気持ちをクールダウンしながら吸い込まれた気持ちでいたら、今度は一転して
ハードな感じにギターとドラムのユニゾンから、ワウを効かせたギターでジャム。
ワウの感じが、Char師匠のワウ・ペダルの雰囲気でもあり、トーキング・モジュレーター
っぽい感じにもなり、こういう小さい「おかず」もライブならではで嬉しいですね。
Hammerhead です。 この曲は ヤン・ハマーへのトリビュートです。
大先生のギターがヤンのシンセっぽく聴こえます。

そしてまた、しっとり系へ。 出ました、Mna Na Eireann です。
ロンドン O2 では、アイルランドのバイオリニスト Sharon Corr が参加した曲ですが、
大先生のストラトがバイオリンに聴こえてきますよ。
このアイルランド語のタイトルの意味は Women of Ireland、アイルランドの女 です。
このへんでまたウルウルしてしまうオッサンがここに一人・・・・ (ストライク ツー!!)
いやいやたくさんのオッサン、おはばんがウルウルしていることでしょう。

こんなふうにウルウルさせておいて、続くはロンダ・スミスのベース・ソロ。ファンキーです。
昨年までのタル嬢もジャズなアプローチの歌うベースで良かったですが、ロンダのベース、
違う種類のカッコ良さですね。

そして People Get Ready ・・・・以前にも増して ギターが歌っている。人の声が聞こえる。
何なんだ、このギターは。この感動は。僕の脳裏には、ロッド・スチュワートが隣に座って
ギターとユニゾンで口ずさんでいる姿が・・・・ ジェイソンのキーボード・ソロもいいです。 
なんと美しい People Get Ready でしょうか。

続いて Rollin' And Tumblin' ロンダ・スミスの吠えるようなボーカル。魂はいってるなあ!
Never Alone で、またまた美しい音色を。ここでも ピアノがいい絡みです。
そして Big Block 、ボリューム奏法でバイオリンのように聞かせる Over The Rainbow、
Blast From The East、 Angel(Footsteps)と、ガシガシッとした曲とソフトな綺麗な曲を
交互に演奏していきます。 ああ、Angel のピックアップの上でスライドバーを操る音色・・・
何度聴いてもシビレますね。 あえて不安定な音程でメロディを奏でる。 唯一無二。

そのあと、ライブでは珍しい Dirty Mind。 
あらためて感じるのは Jeff Beck は無音も含めて音楽しているんだってことですね。
間というのか、無のすごみというのか、言葉がみつからない。
Dirty Mind でのベースの絡みもゾクゾクきましたね。

Brush With The Blues、静かに始まるこの曲で、ソロでは一転してギター弾きまくりです。
ギターがうねってます。 緩急が素晴らしいんですね。

おっと大先生がギターをテレキャスターに持ち替えました。
お客さん、何を期待してるか分からないけど拍手! (笑)
曲は、スライ&ファミリーストーンをカバーした I Want To Take You Higher 。
ロンダ・スミス、只者じゃないですな。迫力のボーカル、かっこええ。
ナラダもサブで歌うんだ! 身体が揺れます。 ノリノリだぁ!

本編ラストは A Day In The Life。 
この曲は1999年から色々な場面、メディアで聴いてるけど、1999年当時の衝撃に匹敵する
ぐらい心が揺れましたね。 こみ上げてきました。ううう・・・・ 涙が・・・
ストライク スリー、 バッターアウト!  もう完敗ですよ。 私は泣いています。
素晴らしすぎる。感動した。

大先生が 「愛してます」、「ありがとう」 と言ったと思います。 言いましたよね!

そしてアンコールの拍手。 本当に感動したまま、心からアンコール。
その一曲目に、レスポール・ギターを抱えて、観客が「おーっ!」 って、何を期待したのかは
人それぞれってことで・・・・ (笑)

大先生が、偉大なる尊敬するギタリスト Les Paul に捧げます、みたいなことを言って
How High The Moon を。 おお、ボーカルは Imelda May だ! いないけど。(笑)
しかもコーラス付き、ハモ付き。 逆カラオケみたいなね。テクノロジーはすごいな。 
ジェイソンはサイドギターとしてテレキャスター弾いてます。
すごいな、ジェイソン、今回は存在感がでかい。大活躍ですよ!

このロカビリーな曲、JCBホールのお客さんの反応は悪くなかったと思うけど、
ネットでは賛否両論みたいですね。
自分でも意外だけど、僕はこれも良かったです。 
これも大先生のルーツであり嗜好であるから。

アンコール2曲目、ついに出ました。
Nessun Dorma、『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ」・・・・
すごい、すごい、すごい、ナラダの太鼓、ジェイソンのシンセ、ギターが泣いているよ。
さっきすでにストライク・アウトをくらった僕は、さらに泣かされてしまいました。 4回目です。
涙が出るというだけでなくて流れました。頬をつたって涙が流れ落ちました。
ここまで泣かされるなんて。

あとでツイッターでつぶやきました。 
「それにしても、俺みたいなおっさんを、ライブ一発で軽く3回は泣かしてしまう
 Jeff Beckっていったい何?」
・・・ すみません、ウソついてました。 4回泣きました。(笑)

そして再度のアンコール。
「哀しみの恋人達」です。 美しさを増したように感じました。
去年のようなベース・ソロはなく、ひたすら大先生が歌いまくる (ギターでね)。
さっき涙は拭きましたが、心の中は泣きっぱなしです。泣き虫 >オレ

残念ながらと言うか、名古屋やその他で演奏した Freeway Jam はありませんでした。
早く帰りたい理由でもあったんでしょうか。どこかに誰かのライブを観に行きたいとか。(笑)
でも一曲少なかったとか、そんなことはもうどうでも良かったですね。
感動と感謝で大満足でした。

それにしても、このメンバー、バンドとしてスゴイと思いましたね。
ナラダ、すごかった。カリウタも手数と変拍子で圧倒されたけど、ナラダは細かいズレを
ぶっとばすほどの(笑) ソウルフルでパワーのあるドラミングを魅せてくれました。
ロンダもエレクトリックなパワーとアップライト・ベースから奏でるベース・ラインとに加え、
迫力のボーカルが素晴らしかった。
ジェイソンはすでに書いたように、今回のツアーでの存在感がやたら大きくて、
しかも頼もしい。
第3期 Jeff Beck Group と名乗って頂きたいと思うほど、バンドとして素晴らしいです。
このメンバーでレコーディングしたものがないのですが、ぜひやって欲しいですね。

12日の月曜はガマンですが、13日、日本公演のラスト、
東京国際フォーラムでもう一度萌えてきます。(笑)


つべこべ言うな、今のジェフ・ベックを聴け!  > 誰ともなく・・・・ (笑)


Jeff Beck 2010年4月10日 at JCBホール、東京
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01. Eternity's Breath
02. Stratus
03. Led Boots
04. Corpus Christi Carol
05. Jam / Hammerhead
06. Mna Na Eireann
07. Bass Solo
08. People Get Ready
09. Rollin' And Tumblin'
10. Never Alone
11. Big Block
12. Over The Rainbow
13. Blast From The East
14. Angel (Footsteps)
15. Dirty Mind ~ Drum Solo
16. Brush With The Blues
17. I Want To Take You Higher
18. A Day In The Life

encore 1
19. How High The Moon (vocals by Imelda May : recorded, rhythm guitar by Jason Rebello)
20. Nessun Dorma

encore 2
21. Cause We've Ended As Lovers

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