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2012年5月の3件の記事

2012/05/27

2012.05.24 「LADIES OR GENTLEMEN ?」 at 恵比寿 Liquid Room

発表された時は少々迷いながらも、
そんなにいつもいつも行く訳じゃないよってツッパってたライブ。
それよりも東京ではない別の場所でライブを観たいと思って
大阪か名古屋に行ってみようかなと考えていた。
残念ながら仕事の都合でどちらも諦めざるを得ないことになり、
あらためてこのライブが対バンになっていることを考えてみた。

***

5月24日、恵比寿リキッドルーム「LADIES OR GENTLEMEN ?」
に行ってきました。
なんと、Charさんとチャットモンチーの対バンです。
Charさんが東京のライブハウスで自身のライブを行うのは、
昨年12月26日の同じハコでのパフォーマンス以来5ヶ月ぶり。
それ以前は、九州などではライブハウスを使っているものの、
東京では「何年ぶり?」というほど久しぶりだったと思います。

前述のとおり、最初は行かないつもりだったんだけど、
ライブハウスででかい音で聴きたいという気持ちがだんだん
強くなって、そんな時にたまたま mixiのコミュニティで
チケットを譲りたいという人がいたので定価で譲って頂くことが
できました。

整理番号は400番台だったけど苦労することなく入場できて、
しかもPA卓前のホールより高くなっているステージから正面の
絶好の場所に陣取ることができました。実は先に入場した知人が
その場所にいたので、挨拶したら入れてもらえたんですけど。
(どうもありがとうございました。)

先発はチャットモンチー。
僕は名前だけは知っていて、去年ぐらいにメンバーの1人が
脱退したという予備知識ぐらいしかなく、音楽はまったくの
初体験でした。

もともとベーシストの人が曲の7割ぐらいドラムを担当して、
ドラム&ギターの構成。
曲によって、もともとギターとボーカルの人がドラムになって、
ベース&ドラムの構成。
1曲、エレピ&ドラムの構成もあったかな。

音はヘヴィでハードで、若いってすげーなーと思いました(苦笑)
ドラムはまだ決して上手いとは言えないけれど、バスドラが
ずこずこ響いて良かったです。
1曲、Charさんの「気絶するほど悩ましい」を独自のアレンジで
カバー。そういう自分たちのカラーをだしたアレンジは良いと
思いますね。

その他の曲はもちろん知らない曲ばかりで、全部を好みとは
言えないけれど、好感をもちました。
それはきっと彼女たちの人柄が伝わってきたからだと思います。
MCを聴いていて、方言(あとで調べたら徳島なんですね)
と彼女たちのマイペースぶりにほんわかしました。
いい娘たちなんだなあ〜。

約1時間のパフォーマンスのあと15分強でセッティングを替え、
いよいよCharさんの登場。すでに足がつりかけてました(笑)

この日のギターは、なんと「Charizma」。
これまでこのギターで唯一演奏してきた「Apple Juice」を
1曲めにもってきました。
ブレークを入れずに2曲め「Why Aren't You Ready?」

チャットモンチーの爆音に負けないように、ということなのか
先月の日比谷野音から出音も変えてきたからなのか、
昨年12月の同じハコのほぼ同じ場所で聴いた音と比較して
明らかにデカい音でした。

2曲演奏したあとギターを「Free Spirits」に換えながら、
軽く挨拶。「こんばんは、チャートモンキーです」(笑)
その後、最後までほとんど喋らずに突っ走りました。
口を開いたのは「Zig Zag Zone」の最後の恒例のピック投げの
後と、本編ラストの「Purple Haze 〜 からまわり」の冒頭で
コール&レスポンスを優しく煽るときぐらいだったと思います。

この本編ラストの「Purple Haze」から「からまわり」の途中に、
今回はボーカル付きで「Superstition」と「Going Down」、
そして「Freeway Jam」のフレーズを入れてきました。

4月の野音では Psychedelix 時代やソロ時代のセルフカバーも
セットに入れていたけれど、今回のセットリストは、
Zig Zag Zone と洋楽カバーの部分を除き、JL&C〜PINK CLOUDの
1980年代をセルフカバーするという感じでした。
これが時間的な制約だけのことなのか、これからの方向性なのか、
あるいはジョニーさんや加部さんへのオマージュなのか、
わかりませんけれど。

本編のラスト「からまわり」が終わったあとに再度あいさつ。
でも今度は「チャーとモンキーズ」に変わってました(笑)

アンコールでは客席側まで出てきて、客にギター触らせるは、
弾かせようとするは、Charさんはご機嫌のノリノリでしたね。
やはり良い刺激だったんだと思います。若いバンドとの対バンも、
それ目当てに来ていた若いお客さんも。
最後の「Smoky」は、澤田浩史のベースソロをフィーチャー。
過去の澤田さんは Charさんのライブでは黙々とリズムを支える
タイプのプレイと低域が強くて重いトーンでしたが、
最近は高域が良く聴こえるトーンに変化してきていて、
ベースラインがより聴こえてきます。
あらためて上手いと思いました!

***

さてさて、古くからのファンは(僕も含み)、
JL&C 〜 PINK CLOUD の再結成、再演を期待してやまない
ところでしょう。
でも時は流れていて、「あの時」には戻れないという現実が
あるのも事実。
新しいアプローチで JL&C、PINK CLOUD を聴けたのは
良かったと思います。

そしてこんどは、本格的に新曲、新作を期待したいと思います。

セットリスト:

01 Apple Juice
02 Why Aren't You Ready
03 You Keep Snowin'
04 Doubt
05 I'm Here For You
06 Lady (Don't Fade Away)
07 Hug Letter
08 Head Song
09 Zig Zag Zone
10 Drive Me Nuts
11 Purple Haze (incl. Superstition - Going Down - Freeway Jam)
〜 からまわり

(encore)
12 Uncle Jack
13 Natural Vibration
14 Smoky

(約 82分)

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2012/05/08

[Bootleg] ROGER DALTREY THE WHO'S TOMMY JAPAN TOUR 2012


Roger_daltrey_tommy_in_tokyoyokoham

(メーカーインフォより)

ROGER DALTREY - TOMMY IN TOKYO(4CD + Ltd Bonus 2CDR "TOMMY IN YOKOHAMA")
Live at Tokyo International Forum, Tokyo, Japan 23rd & 24th April 2012 TRULY PERFECT/ULTIMATE SOUND(from Original Masters)

*Numbered Stickered Special Set with Bonus 2CDR title. 50 sets only.

日本中のファンを感動させてくれたロジャー・ダルトリーの2012年「TOMMY」再現ツアーから、2日連続で行われた4月23日と24日の東京国際フォーラム公演を、両公演ともに、オリジナル・マスターより、超高音質オーディエンス録音で完全収録。もうすでに各種の高音質オーディエンス録音がトレーダー間、ネット、そしてコレクターズショップに出回っていますが、それら全てを一蹴する最高音質盤。しかも4枚組プレスCD!先週のイエス「FLY AT LAST」に並ぶ、別格の高音質マスター、そして、公演としての歴史的重要性を考えれば、これはもうプレスCDにて永久保存すべきであることは必至の、ファン必携の決定版音源セットです。初日は、楽音のダイレクト感は勿論、臨場感溢れる場内の空気感・熱気、その全てを、最高レベルで真空パックしたかのような、最高峰の録音です。音の粒立ちは最高レベルで、自然なサウンドの広がりとクリアネスは、まさに言うこと無し。現代マイク録音の最高峰のテイクと言えるでしょう。パフォーマーの出音にリアクションする観客の声も、その楽音同様に魅力的であり、ファンならば誰しもが感動の思いで一気に聴き入ってしまうことでしょう。音のパンチ・分離感・安定感、とその全てが最高クラスの逸品です。ここまで高域が立っていて、耳に優しいナチュラルな音像であることが本当に素晴らしい!この感動的なライブを、ここまで良質なテイクで残してくれた録音者に感謝のの気持ちを感じるほどの傑作録音版です。の1枚です。そして更に注目はディスク3&4に収録された東京2日目。先週「TOMMY IN TOKYO 2ND NIGHT」で同日音源がリリースされ好評でしたが、本テイクは勿論、それとは別マスター。このUxbridge盤も単独リリースに相応しい高品質な録音でしたが、今回のプレス盤の音源は、この日のみならず、おそらくロジャーの日本ツアーで、この音源を上回る高音質盤は無いのではないかと思えるほどの、言葉通りの最高レベルのサウンドで収録されているのです。音の近さは、ディスク1&2以上で、常識外れの音の迫力とクリアーさに、(先週リリースのイエス「Fly At Last」同様に)、聴いた誰しもが呆気にとられて硬直して聴き入ってしまうこと間違いありません。非現実感すら漂う空前絶後のウルティメイト・レコーディング!!コンサートに行った人には最良の追憶盤として、あまりの評判の高さに後から「行けば良かった」と悔しい思いをしているファンにもお薦めの1枚です。近年稀に見るほど質の高い、真に感動的なライブ2本を、空前絶後のハイレベル・サウンドで残してくれた稀代のテーパーに感謝!のプレスCD4枚組。

★最初の50枚のみ、ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Live at Tokyo International Forum, Tokyo, Japan 23rd April 2012

Disc 1(73:34)
Tommy
1. Intro. 2. Overture 3. It's A Boy 4. 1921 5. Amazing Journey 6. Sparks
7. Eyesight To The Blind (The Hawker) 8. Christmas 9. Cousin Kevin 10. The Acid Queen
11. Do You Think It's Alright? 12. Fiddle About 13. Pinball Wizard 14. There's A Doctor
15. Go To The Mirror 16. Tommy Can You Hear Me? 17. Smash The Mirror 18. Sensation
19. Refrain / It's A Boy 20. I'm Free 21. Miracle Cure 22. Sally Simpson 23. Welcome
24. Tommy's Holiday Camp 25. We're Not Gonna Take It

Disc 2(58:23)

1. MC 2. I Can See For Miles 3. The Kids Are Alright 4. Behind Blue Eyes
5. Days Of Light 6. The Way It Is (Vocal:Simon Townshend) 7. Who Are You
8. My Generation Blues 9. Young Man Blues 10. Baba O'Riley 11. Band Introduction
12. Without Your Love 13. Blue Red And Grey

Live at Tokyo International Forum, Tokyo, Japan 24th April 2012

Disc 3 (72:19)

Tommy
1. Intro. 2. Overture 3. It's A Boy 4. 1921 5. Amazing Journey 6. Sparks
7. Eyesight To The Blind (The Hawker) 8. Christmas 9. Cousin Kevin 10. The Acid Queen
11. Do You Think It's Alright 12. Fiddle About 13. Pinball Wizard 14. There's A Doctor
15. Go To The Mirror Boy 16. Tommy Can You Hear Me? 17. Smash The Mirror 18. Sensation
19. Refrain - It's A Boy 20. I'm Free 21. Miracle Cure 22. Sally Simpson 23. Welcome
24. Tommy's Holiday Camp 25. We're Not Gonna Take It

Disc 4 (63:11)
1. MC 2. I Can See For Miles 3. The Kids Are Alright 4. Behind Blue Eyes 5. Days Of Light
6. Going Mobile (Vocal:Simon Townshend) 7. Who Are You 8. I'm A Man
9. My Generation Blues 10. Young Man Blues 11. Baba O'Reilly 12. Band Introduction
13. Without Your Love 14. Blue Red And Grey

Roger Daltrey - Vocal, Tambourine, Guitar, Harmonica, Ukulele
Frank Simes - Guitar, Vocal Simon Townshend - Guitar, Vocal
James Hunting - Bass, Vocal Scott Deavours - Drums, Vocal Loren Gold - Keyboards, Vocal

IMPORT TITLE \5,800 5月11日(金)発売 ★ギフト対象品

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★★特別企画

★ロジャー・ダルトリー「TOMMY IN TOKYO」(4CD)のナンバリング入りステッカー付50セットに限り、4月27日の横浜公演を高音質オリジナル・オーディエンス録音マスター音源より完全収録した2枚組CDRタイトル「TOMMY IN YOKOHAMA」を、特別にお付け致します。

ROGER DALTREY - TOMMY IN YOKOHAMA(Bonus 2CDR)
Live at Kanagawa Kenmin Hall, Yokohama, Japan 27th April 2012 TRULY AMAZING SOUNDD(from Original Masters)

2012年「TOMMY」再現ソロ・ツアーより、日本公演3日目の4月27日、神奈川県民ホール公演を高音質オーディエンス録音で完全収録。こちらもネット・ショップは勿論、トレーダー間でも出回っていないオリジナルマスターからの収録。本編プレスCDのディスク1&2同様に、臨場感豊かなサウンドで収録されており、若干、ホールの空間を感じさせるサウンドながら、そのサウンドは十分に良好。耳に優しい広がりのあるワイドでいながらメリハリの効いたサウンドでショウの全貌を堪能することができます。音の安定感・定位も申し分なし。この日もパフォーマーと観客が一体となった素晴らしいライブが楽しめます。変わった聴き所としては、東京2日目でミスで途中やり直しとなったDo You Think It's Alright?と同じく、この日はI Can See For Milesの2:20付近で、ロジャーがボーカルの入りを間違え(ギターソロの所で歌ってしまった)、曲途中で、そのままやり直すという珍しいシーンを聴くことができます。ちょっとした混乱の中、ロジャーも「俺も歳を食った」と言いますが、このようなアクシデントも、バンド全体が、ジャムのような自然な流れで対処できるところが素晴らしく、百戦錬磨のプレイヤーらしい、流石の立て直しぶりが、聴く者を感動させてくれます。この日のサイモンのボーカルソングは東京2日目同様のGoing Mobile(初日は「The Way It Is」)、Young Man Bluesでは後半6分台のボーカルアドリブパートで「5:15」のシングルB面曲Waterが登場、ファンを喜ばせてくれました。I Can See For Miles前のMCではロジャーが「また日本に戻ってきたい」と力強くMC。大きな感動を与えてくれたロジャーの2012年日本ツアーより、横浜公演を高音質ドキュメントしたファン必聴・必携の1枚。

Disc 1 (72:33)
Tommy
1. Intro. 2. Overture 3. It's A Boy 4. 1921 5. Amazing Journey 6. Sparks
7. Eyesight To The Blind (The Hawker) 8. Christmas 9. Cousin Kevin 10. The Acid Queen
11. Do You Think It's Alright? 12. Fiddle About 13. Pinball Wizard 14. There's A Doctor
15. Go To The Mirror 16. Tommy Can You Hear Me? 17. Smash The Mirror 18. Sensation
19. Refrain / It's A Boy 20. I'm Free 21. Miracle Cure 22. Sally Simpson 23. Welcome
24. Tommy's Holiday Camp 25. We're Not Gonna Take It

Disc 2 (62:47)
1. MC 2. I Can See For Miles 3. The Kids Are Alright 4. Behind Blue Eyes 5. Days Of Light
6. Going Mobile 7. Who Are You 8. My Generation 9. Young Man Blues 10. Baba O'Riley
11. Band Introduction 12. Without Your Love 13. Blue Red And Grey

Roger Daltrey - Vocal, Tambourine, Guitar, Harmonica, Ukulele
Frank Simes - Guitar, Vocal Simon Townshend - Guitar, Vocal
James Hunting - Bass, Vocal Scott Deavours - Drums, Vocal Loren Gold - Keyboards, Vocal

Special Bonus title for limited numbered stickered edition of "TOMMY IN TOKYO"



★beatleg誌 vol.144(2012年7月号)のレビュー要約です。ご参考まで。

 大成功に終わったとは言い難いが足を運んだリスナー達は大満足の声以外を聞くことの無かった好反応のロジャー・ダルトリーの単独来日公演は関東地方では国際フォーラムで二日間と神奈川県民ホールの3公演が行われた。本作品は国際フォーラムの2公演をオーディエンス録音ソースで収録して、且つ恐らく今回のロジャー・ダルトリー来日公演ブートレッグの中では今のところ唯一のプレスCDという点で貴重度と気合を感じる。初日の4月23日公演では冒頭ロジャー・ダルトリーが登場するまでと、登場してから「Tommy」が始まるまでの長い待望の瞬間が記録されているので後で聴いても妙にこの会場での緊張感が伝わってくるので否が応にもテンションが上がってしまうという意図的なのか、完全収録目的の余波なのか、かなりの効果を演出しているところがCDを再生していきなり感じる間の緊張感の高さ。聴いてみれば音質はナチュナルな臨場感溢れるやや軽めのサウンドソースで距離を感じるレベルではあるが、聴きやすい音での収録になっている。まさに会場にいるかのような錯覚を覚える自然な質感が耳に優しいところ。この日は日本公演初日というのもあり、リスナーの興味津々の期待感が伝わってくるようなライブの様相で、ロジャー・ダルトリーというThe Whoではフロントマンでありながらどうしたってピートのアクの強さに勝てないボーカリスト、エンターティナーが自身の本領発揮とばかりに兄貴肌を出しまくっているところがThe Whoでは見られないムードかもしれない。ステージを仕切る、まずこれだけでもThe Whoでは見られないシーンであり、ロジャー・ダルトリーのソロだからこそやらなければならない仕事を見ることができる。そんな仕草ひとつひとつに興味を覚えながら進んでいく「Tommy」とヒットソングの数々だが、それすらも硬質なロジャー・ダルトリーバンドはアレンジを微妙に変えながら、またロジャー自身もギターを抱えながらプレイしていく姿はThe Whoとはかなり味付けの異なった肌触りを感じることができるはずだ。そう言った姿を思い起こし、また思い描きながら聞くことのできる空気感を収録した初日公演の模様が見事。そして二日目の4月24日公演は初日に比べるとかなりステージに近い場所で録音された様子で、明らかに音の迫力の比重が前に移動している。その分ステレオ感も臨場感も増しているので一般的にはこちらの音の方が好まれるだろうか。フランク・シムズの流暢な日本語はともかくながらロジャーが自由にリラックスしてステージを作っていくところがソロツアーだなと感じるし、また前日は「The Way It Is」で、この日は「Going Mobile」でスポットを浴びていたピートの実弟であるサイモン・タウンジェンドはロジャーとはもう20年以上一緒にプレイしているようだが、やはりロジャーに従っていくという構図のようで、兄貴のわがままぶりとは好対照にロジャーの弟子と言った感じもあり、これもまたロジャーからすれば可愛いものだろう。本人はピートを意識してのことなのか、兄弟だからそうなるのか、とにかくギタープレイやスタイルがピートによく似ている。「Tommy」の冒頭のアルペジオ部分や細かいアコースティックともエレキとも言い切れないようなアルペジオ的なプレイをきちんとこなしている辺りがギターへの、また音楽へのセンスを感じさせるのはやはりタウンジェンド家の持つ血だろう。一方のフランク・シムズは日本で生まれ育ったプレイヤーでもあり、今回のロジャーの来日公演のメンバーだったことは本人も少なからず嬉しかったと思われ、ステージでもロジャーのMCを邦訳して話していたりするくらいユニークな存在だった。ベースのジェームズ・ハンチングは前任者の交通事故でフランク・シムズの関係から急遽参加しているが、当然ながらそつなくきちんとプレイをこなしているのは見事。陰ながらバンドの幅を広げてくれているのが鍵盤奏者のローゲン・ゴールドだったりするかもしれないと思うのは出てくる音を聴いているとわかるように、細部での音のサポートを忠実に演奏している点からだ。「Tommy」についてはオリジナル盤を踏襲するという大義があったがその他のThe Whoヒットソングやロジャーのソロ曲やカバー曲などはかなり自由にアレンジを変えてやっているので意外と新鮮味を感じる聴き応えのある楽曲になっているのも聞き所で「Behind Blue Eyes」などは顕著な例だろう。二日目の公演では「Who Are You」の後に間髪入れずに始められた「I'm A Man」が古き良き60年代のThe Whoを思い起こすシーンで、そのまま「My Generation Blues」に流れ込む辺りは時代をトリップしたかのような出来事でもあった。これぞロジャーの本来のドスの効いた歌声を生かしたアプローチというものだ。今回の単独公演でThe Whoらしさをリスナーが一番感じたのは恐らく「Young Man Blues」だと想像するのだが、ギター二本でのこのアドリブ応酬のプレイはもちろんThe Whoの迫力とは異なるが、大いに盛り上がった一曲でバンド側も楽しそうにプレイしている様子がありありとわかる。そんなライブの模様が生々しく伝わってくるプレスCDによる4枚組の本作は記念盤としても、またコレクターズアイテムとしても価値の高いタイトル。

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2012/05/01

2012.04.30 山下達郎 at 大宮ソニックシティ

TATSURO YAMASHITA Performance 2011-2012
の、大宮ソニックシティ 2 days の2日目、
ツアーの61公演めを鑑賞する事ができました。
しかも7列目の中央ブロックという良席です。
チケットを手配してくれた友人に大感謝です。

達郎さんにとっても僕にとっても、このホールは
1年半ぶりです。
前回の2010年10月の時も、別の友人に良い席を
譲ってもらい、良い音を聴けましたが、
今回はさらに良席で、さらに迫力が増して
すばらしかったです。

今回のツアーでは僕もリピーターの仲間入りを
しました。11月の初演の市川、
3月のNHKホール、そして今回の3本。
まだまだヒヨッコですけどね(笑)

大人のリピーターなので、配慮あるブログに致し
ますが、残すところ 3公演となり、首都圏では
最後になるため、仮千秋楽というつもりです、
と仰ってました。
トークもちょっぴりアレンジがあったように
思います(笑)
大宮 2 days はライブ映像収録を行っていて、
カメラがステージそで両側と客席2列目に入って
ました。


セットリストは、本ツアーのフルセットだったん
でしょうか。

いつもに増して感動的なフィナーレでした。
ネタばれはできないのでここまで(笑)

そうそう達郎さんのライブでは、
「プレゼントは直接渡すことは出来ません」
と各会場で毎回言われるのですが、今回、
ステージ下から一升瓶(たぶん日本酒)を
手渡した強者のお客さんがいました。

達郎さんは苦笑いしながら受け取ってましたが、
そのお客さんはその後係員に両脇を抱えられて
いたそうです。
さらには、花束を渡そうとしたお客さんもいた
そうで、制止した係員とステージ下でもめていた
そうです。
皆様、ご配慮くださいね(笑)

最後に本日の収穫。
前回まで、物販ですぐ売り切れになってしまい
買えなかった、タツロウくん単行本です。

Photo

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