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2013年11月の2件の記事

2013/11/30

GOLDMAN SASAKI さんを偲んで。

GOLDMAN SASAKI こと佐々木握さんの3回忌だ。

佐々木さんが亡くなった事を知ったのは 2011年11月28日の夜だった。
正確な命日を知らないまま、おそらく今後もわからないままだと思う。
あまりにも突然で、あまりにも淋しい別れだった。

短い短いお付き合いだった。決して深いお付き合いではなかった。
でもいつも笑顔で優しく接してくださった。
僕は勝手に(こころの中で)アニキと呼んで慕っていた。

アニキ、
先日 JEFFさんがアニキを偲んでライブ・イベントを開催して
新生FENを披露していましたよ。

アニキが見守るべき人、アニキに見守ってほしい人、
たくさんいると思います。
だから、僕を見守っていてくださいとは言いません。

でも、僕はアニキに優しくしてもらった事を忘れません。
これからもずっとです。

2013年11月30日
アニキを偲んで。

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2013/11/27

【更新】 2013.11.25 古田たかしドラム生活40年祭 ~ しーたか40 ~ at SHIBUYA-AX

40

SHIBUYA-AX で行われた、しーたかさんの芸歴40周年のお祝うライブ、
『古田たかしドラム生活40年祭 ~ しーたか40 ~』

実態は、しーたかさんが参加したバンドやセッションしたアーティストとファンに
感謝を伝えるための、しーたかさん自身が企画した感謝祭だと感じました。

出演者の一人でもある Charさんが何度も言っていました。
セッション・ドラマーでこんなイベントができる人は世界中さがしたっていないと。
本当にそうですね。古田たかしという人の人柄が、みんなを動かしたって
思いました。そう、カルメン・マキさんまで。

しーたかさん、このお祭りのために小冊子を作って来場者に無料配布し、
白・黒の2種類のTシャツを作り、サイン入りのドラムスティックを作り、
いろいろと考えたんだなあと思いました。

無料配布の小冊子には15歳当時と思われる子供顔の「たかし少年」が
大人のミュージシャンと並んで歩いている写真をはじめ、40年間のさまざまな
写真が掲載されていて楽しめます。
「古田たかし 参加バンド&セッション・ヒストリー」のチャートも掲載されていて
しーたかさんが日本の音楽シーンでどれだけ多くのプレイをしてきたかを
あらためて思い知らされます。
ロングインタビューも掲載されていて、歩んできたバンド、セッション、仲間、
家族とのエピソードが満載で、こんな冊子を無料配布するというところにも
しーたかさんの人柄というかファンに対する感謝の気持ちを感じました。

整理番号順の入場で、A300番代で入場したら小さい物販コーナーと
ドリンクコーナーはいずれも空いていました。みなさん、すぐにフロアーに
入って少しでも良い場所を確保しようとしているのですね。
それが普通か(笑)
僕は150枚限定のTシャツを、今回来ることができなかった友人の分も
含めて購入したかったのでそっちを優先させることにしました。
それからフロアーに入ると前の方から1/3ぐらい入っていて、少し後方の
手すりの前はすでに人が張り付いた状態だったので、あえて更に後方の
PAコンソール横の段差のある場所に陣取りました。音的にも見やすさも
良いポジションです。

開演までのあいだに流れていたSEは、しーたかさんが関わってきた様々な
ミュージシャンの楽曲を少しずつ編集したもので、音楽でしーたかさんの
ドラム生活の歴史をたどることができるようになっていました。
N.S.P. の「ゆうやけ」も入っていて、天野滋さんが生きていたらきっと
参加していたんじゃないかなと思いましたね。N.S.P.を入れたことにジンと
きました。
それからCharさんのデビュー・シングル「Navy Blue」のB面になった
「Shinin' You, Shinin' Day」も含まれていました。
本番中のMCでもCharさんが、「俺のファースト・シングルで、たかしが
叩いてるんです」と仰ってました。

さて定刻を 16~17分ほど過ぎたあと客電が落ち、安齋肇氏のMCで祭りが
スタートです。
「しーたか!しーたか!・・・」のかけ声にのって、しーたかさんがフロアーの
左手の扉から入場。
フロアーの左手にはドラムセットがもう1セット準備されていて、オープニングは
しーたかさんのソロ・パフォーマンスでした。
曲はジェスロ・タルの Dhama for One / ダーマ・フォー・ワン、一人で演る理由
は判りませんが、観客と近い場所で、大大大々好きなタルを演って、のっけ
から場内が一体となって熱くなりました。

演奏後ステージに移動して、バンドのメンバーが登場。
安齋肇氏によるメンバー紹介。氏の進行役はここまでで終了でした。
バンドメンバーは、
・ The Hobo King Band (佐野元春)から:
  佐橋佳幸(G)、Dr KyOn(Key)、井上富雄(B)
・ 奥田民生・渡辺美里・PUFFY・大橋卓弥のサポート・メンバーから:
  斎藤有太(Key)
・織田哲郎や自身のソロアルバムのサポートつながり(たぶん・笑):
  古村敏比古(Sax)

(【更新】 全員が現 The Hobo King Band のメンバーなんですね。)

このメンバーでテーマソング的に始まった演奏は、タモリ倶楽部のテーマと
しても使われている Royal Teens の「Short Shorts」。

そして1人めのゲストとしてスキマスイッチの大橋卓弥が登場しました。
僕はスキマスイッチはテレビで少し観たことがあるぐらいであまり知りません
が、大橋卓弥はソロ活動もしていて、しーたかさんはそのサポート・バンドの
メンバーでもあるそうです。
1曲めは「Little Bitty Pretty One」、トップバッターでしーたかさんのセレクト
から盛り上げるのには良い選曲です。
2曲めには奥田民生の「イージュー★ライダー」を演りました。
なるほど、今日の選曲の方針が見えてきた気がするぞ(笑)

2人めのゲストはオリジナル・ラブの田島隆夫。1曲めはピンク・フロイドの
「See Emily Play」を日本語詞で。
2曲めへのつなぎの演奏中に澤田浩史がパーカッションで加わって、
始まった曲はサンタナの「Oye Commo Va」、ではなくて、それ風の演奏に
乗せて、なんとChar さんの「気絶するほど悩ましい」 ~そして曲の途中で
白ムスタングで Charさんが登場!
Charさんのギター・ソロをフィーチャーした、オリジナル・ラブ的サンタナ風
「気絶」は新鮮で楽しかったですね。

この日はバンドのメンバーの変更・交代があるときは、曲間に演奏を
しながらそのパートを引き継いでいくというクールな進行でした。
これはとても良かったですね。観客を退屈させないし温まった空気に
水をささない。そういう気の使い方がいいなあ。

3人めのゲストは渡辺美里。Charさんのギターをフィーチャーして
ジェファーソン・エアプレインの「Somebody To Love」。
Charさんが退場して、美里さんがあらためてバンドメンバーを紹介
して「善良な不良たち、愛しきならず者たちのために」と言って、
リンダ・ロンシュタットの「Desperado」。

4人めには早くも佐野元春。登場してドラムセット左手のギターアンプ
に座って、「舞台監督にたかしの思い出をたくさん話してくれと
言われた」からと言って亀の話をしてましたね、観客を放おって・・・
ま、みんな大笑いしてたからいいか(笑)

曲は古い古いブルースのスタンダード・ナンバー「Corrine, Corrina」、
間奏の、元春のハープと古村さんのサックスの掛け合いがカッコ良かった。

5人め、というか5組めのゲストは、Dr.StrangeLove (DSL)の
根岸孝旨(B)と長田進(G)で、バンドまるごとチェンジ。
曲は、"801"バージョンの「You Really Got Me」をトリオで。
さらに間髪入れずに ザ・フーの「The Kids Are Alright」。

DSLのメンバーがサポートをしていた人ということで、6人めのゲスト
奥田民生の登場。おなじくサポート・メンバーだった斎藤友太も再登場。
曲はオリジナル・ラブの「接吻 KISS」、掟破りの逆サソリかよ?(大笑)
続いて古村敏比古が加わって、ザ・スペンサー・デイヴィスの
「Keep On Running」。
奥田民生って好きでも嫌いでもなかったけど、こういう曲を演ってるのを
生で聴くと、歌もギターもうまいなあと思います。
古村さんのサックスもいいなあ。

さてバンドチェンジも兼ねた、このライブ恒例のメンバーチェンジ。
DSLの二人が退場し、再び Char、斎藤友太が戻ってきて、
ベースが澤田浩史に変わり、さらにPUFFY(そしてCajun Moon Band)で
一緒に演っている柳沢二三男(G)が加わりました。
7組めのゲスト PUFFYの二人が登場。Charさんのギターは PINKLOUD。

(PUFFYが歌った1曲め、思い出せません。
 曲名がわかる方、教えてくださいませ。)

(【更新】 PUFFYの1曲めは、グリーンデイの「Basket Case」 でした。)

2曲めにチャクラで小川美潮さんが歌っていた「めだか」。和のテイスト。

PUFFYのあとは、Charバンド + Dr.KyOn 、Charさんのギターは
バーガンディ・ミストのストラト、曲はヴァニラ・ファッジの
「You Keep Me Hanging On」だぁ~! これは嬉しい!!
Charさんの楽しいMCのあとの 2曲めは奥田民生が再登場して
ビートルズの「Come Together」、Charさんのギターはゴールド・トップの
レスポール・スタンダード。奥田民生もブラウン・サンバーストの
レスポール。二人のソロ合戦と掛け合いも楽しめましたよ。

そして最後のゲスト、しーたかさんが恩人と呼ぶカルメン・マキの登場!
バンドメンバーは Char、澤田浩史、Dr.KyOn。
Charさんのギターは Charizma。意外と久しぶりですね。

マキOZ加入のいきさつやら脱退の理由やらの話のあとに、まずは
スタンダードと言っても過言ではない、It's not the spotlight の日本語詞
バージョン「それはスポット・ライトではない」
マキさんは歌がうまい。そしてすごい声量と音域。低音も高音もすごい
迫力で、音程が正確だ。サポートの演奏も鉄壁。
Charさんはサポートの時もいつも素敵なギターを奏でるけれど、
こういう凄いボーカリストの時にその深みがさらに発揮されます。

MCなしにジャムっぽい感じで始まった2曲めは、マキさんの1996年の
アルバムUNISONに収録されている 「Lilly was gone with window pane」。
実は90年代終わりごろのマキさんのライブには澤田浩史、Dr.KyOnが
参加していて、この曲も演っていたんですね。(あとで調べました ^^;)

そして、そして、続けざまの3曲め!
まさか、まさかのあの名曲、もうマキさんは封印してしまったんだろう
と思っていたので演るはずがないと思っていたあの曲、「私は風」だぁ~!

イントロが流れ始めたとき、にわかには信じられず呆然として、口を
ポッカーンと開けて頭が真っ白な状態になって、次の瞬間、身体が
震えてしまいました。
そして、そして、そして、ギターは Char さんですよ。
こんな贅沢な時間がありますか?こんな贅沢、他にあるもんですか。

しーたかさんの祭りだから、マキさんは特別な思いで今回限定で
この曲を解禁したのではないかと・・・
そんなふうに思って、すげーよ、しーたかさん! って感激しました。

マキさんが退場して、最初のバンドメンバーも合流、しーたかさんの
ボーカルをフィーチャーして、アイアン・バタフライの毒々しい
「In-A-Gada-Da-Vida」

これが最後の曲だったようだけど、誰もはけない (^^
しーたかさんが「ありがとうございました。これで終わりです!アンコールは
ありません!」と言うと、当然のように観客が「えええ~!」となり、
「じゃ、何も決めてないけどやります!」

最後はマキさんと佐野さんを除く全出演者が勢揃して、「Balla, balla」
Charさんは演奏しながら他のミュージシャンに気を使ったり、
場所をあけてあげたり、前に出るように誘導したりと、素晴らしいサポート
ぶりでした。
アンコールの演奏のあっかんは、しーたかさんの指名による全員ソロまわし。
演奏後は全員(除く・2名)で手をつなぎ客席に向かって礼。
楽しかったですねえ。

ミュージシャンが退場したあとも、しーたかさんは何度もありがとうって
お辞儀をくりかえしていました。人柄がでるよなあ。良い人だなあ。
そして、Charさんも、楽屋に帰らずに上手のそでで、ニコニコ笑いながら
しーたかさんにいつまでも拍手を送っていました。ほんわかしたなあ。
ほんと、良いお祭りでした。
Charさんが、還暦までは毎年やろうとけしかけて、しーたかさんも
「もしそんなことになった時はまた来てください!」と宣言しました!


しっかしなあ、こんなメンバーを集めてこんな楽曲をセレクトして、
きっちり聴かせるレベルで楽しませてくれるって、プロとは言え凄いよね。
人間関係とかの苦労もあったのではないかなあと想像もしたり。
(某・棟梁は、他のミュージシャンが楽屋でワイワイやってるのに、
奥の院に篭ったきりで出てこなかったとかなんとか・・・ 
 もちろんアンコールにも出てきませんでした・苦笑)

ほんと、このお祭りに参加してよかった。良いもの観たなあ!


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