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2016/12/31

[Bootleg] SANTANA / JOURNEY - SAN FRANCISCO FEST 2016 ON THE GREEN

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SANTANA / JOURNEY - SAN FRANCISCO FEST 2016 ON THE GREEN (4CDR)
AT&T Park, San Francisco, CA. USA 4th September 2016 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND(from Original Masters)

 ウェストコースト・サウンドの一大イベントを完全収録した第2弾。メイン・アクトの2組SANTANA&JOURNEY編です。第1弾(Uxbridge 625)の解説で詳しく触れましたが、念のためにこちらでもカンタンに復習しておきましょう。
 本作は、ウェストコースト・サウンドを代表する5組が一堂に会したイベント・コンサート“SAN FRANCISCO FEST 2016 ON THE GREEN”を完全収録したオーディエンス・セットの第2弾。第1弾はTOWER OF POWER、THE DOOBIE BROTHERS、STEVE MILLER BANDの3組を収録し、弾2弾である本作はSANTANAとJOURNEYを収録しています。そもそも“SAN FRANCISCO FEST 2016”とは、THE DOOBIE BROTHERSとJOURNEY、そして特別ゲストのDAVE MASONの3組で巡る全米ツアーのことでした。しかし、そのツアー最終日であるサンフランシスコ公演にはイギリス人ギタリストのDAVE MASONが抜け、代わって地元カリフォルニア州の英雄たちが大挙して参加。4万人規模の巨大会場“AT&Tパーク”を埋め尽くす一大イベントとなったのです。ここで、この記念すべき一夜の全貌も記しておきましょう。

・14:00:開場
・15:00-15:30:TOWER OF POWER ※第1弾に収録
・16:00-17:15:THE DOOBIE BROTHERS ※第1弾に収録
・17:45-19:00:STEVE MILLER BAND ※第1弾に収録
・19:30-21:00:SANTANA【本作ディスク1・2】
・21:30-23:00:JOURNEY【本作ディスク3・4】
・23:00:終演

 以上が西海岸フェスの全体像。この一大フェスを完全記録したのは、このために渡米した日本人録音家。本作は、その録音家本人から完全録音マスターをご提供いただき、ダイレクトにCD化した“本作だけの”オリジナル録音なのです。そのクオリティは実に見事なオーディエンス・サウンド。これも第1弾の解説で触れましたが、“AT&Tパーク”を埋め尽くす熱狂をたっぷりと吸い込みながらも、それを制圧しきる極太の楽音が素晴らしい。単に太いだけでなく、ディテールの細やかさも特級。風を感じる野外らしさや熱い現場感覚は「まるでサウンドボード」とは呼ばせないものの、楽音のクリアっぷり、間近感はライン録音にも肉薄。現場PAのヴォリュームがグッと上がる大トリのJOURNEYはやや太すぎるきらいさえアルほどです。
 そんなサウンドで描かれる2大巨頭SANTANA&JOURNEYのショウこそが本作最大の肝。現場の空気はイベント一番手のTOWER OF POWERから盛り上がりまくっていますが、さすがにメインアクトに近づくほど様相が変わる。第1弾の3組よりも浸透しているのか、それとも音楽性のせいかは分かりませんが、歌う観客が増えている。こう書いて間近客の喚き歌を想像されると困るのですが、もちろん違います。第1弾では遠くの大歓声が“うねり”に聞こえたわけですが、この第2弾では“うねり”がメロディと共に蠢き、旋律を下から持ち上げていくのです。
 特に凄いのは、やはりJOURNEY。分かりやすいハードポップな音楽性に加え、大ヒット曲をズラッと並べた壮観なセットリストなのです。そのレパートリーは、古くは『INFINITY』から『RAISED ON RADIO』までという黄金期の権化。しかも「Escape」「La Do Da」以外の全曲がシングル・ヒットという大盤振る舞いなのです。もちろん、ただのヒットパレードだけでなく、ギターが泣きに泣くアメリカ国歌や各人のソロタイムでは実演家としての魅力もたっぷりと披露。世界中のどこであったとしても盛り上がらないわけがない豪華絢爛なショウが、熱い地元で繰り広げられるのです。そのショウに煽られた4万人のコーラス隊……ぜひとも体験していただきたい巨大スペクタクルです。

 第1弾に収録されたTHE DOOBIE BROTHERSも来日が決まりましたが、本作のSANTANA、JOURNEYもまた2017年の来日が楽しみなバンドです。2016年のSANTANAと言えばオリジナル・メンバーの再集結が話題となったものの、本作はそれとは違って来日公演と同じメンバー。一方のJOURNEYは来日公演で「ベスト選曲4公演+名盤再現1公演」を予定しており、本作はそのベスト選曲の方。つまり、本作はきたる来日公演の予習にもぴったりなライヴアルバムなのです(名盤再現ライヴの予習には『ESCAPE』『FRONTIERS』そのものを聴きましょう:笑)。
 1本1本が名バンドの名ライヴアルバムでありつつ、それらが地元に集まったからこその巨大な熱狂とスペクタクルまで肌触りで感じられるオーディエンス・セット。さらには来日公演への期待まで膨らませてくれる。いかように聴いても最高な超大作です。ぜひ第1弾と併せ、最高に熱くて爽やかな“西海岸の風”に思う存分浸ってください。

Santana
Disc 1 (51:57)
1. Introduction 2. Toussaint L'Ouverture 3. People Are You Ready 4. Love Makes the World Go 'Round
5. Maria Maria 6. Foo Foo 7. Corazon espinado 8. Jin-go-lo-ba 9. Evil Ways 10. Suavecito

Disc 2 (39:41)
1. Black Magic Woman 2. Gypsy Queen 3. Oye como va 4. Soul Sacrifice 5. Smooth (with "Roxanne")
6. Love, Peace and Happiness

Journey
Disc 3 (59:02)
1. Announcement & Pre-Show Music 2. Introduction 3. Separate Ways (Worlds Apart)
4. Be Good to Yourself 5. Only the Young 6. The Star-Spangled Banner 7. Stone in Love
8. Any Way You Want It 9. Lights 10. Jonathan Cain Piano Solo 11. Open Arms
12. Who's Crying Now

Disc 4 (51:24)
1. MC 2. Escape 3. La Do Da 4. Steve Smith Drum Solo 5. Neal Schon Guitar Solo
6. Wheel in the Sky 7. MC 8. Faithfully 9. Don't Stop Believin'
10. Lovin', Touchin', Squeezin'

Uxbridge 626 \2,800 12月16日(金)発売

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